2018-01-01から1年間の記事一覧

2018年振り返り

今年も一年お疲れ様でした。 人生で今まで1年を振り返る的なことをやったことが無かったのですが、知人の影響でここ何年かの人生の目標を立てた時に振り返りって大事だと気づいたので、その一端としてここに記す。 仕事 事業 エンジニアリング 個人 発信す…

機械学習を1から10まで学びたいならこれを読め

本格的にKaggleに挑戦しようと思った矢先、機械学習について多少知ってはいたが、最近流行りのxgboostの元となってる決定木周りであったり理解できていない部分が多いことに気づいた。 そこで、改めて機械学習について体系的に学ぼうと思い、機械学習関連の…

ゲーム理論から考えるセカンドプライスオークションにおけるベストな入札戦略

この記事はCyberAgent Developers #2 Advent Calendar 2018の16日目の記事です。 adventar.org 日本のアドテク界隈でもヘッダービッティングや1st プライスオークションが流行ってきたこの頃。 RTBにおける広告のオークションでは、セカンドプライスオークシ…

リモートサーバにjupyter notebook環境を構築する

pythonを使ってデータ分析する際jupyter notebookがほんとに便利 jupyter.org 普段はローカルPCにたてて色々なことをするが、メモリ容量が足りず落ちることが頻繁に発生したので、aws上のリモートサーバにjupyer notebookのリモートサーバ環境を構築する。 p…

論理学

第9週 第6日(土) 論理学とは、形式として有効な論証についての学問だ。 論証は、前提となる複数の文と結論を述べる一つの文で構成される。 ソクラテスは人間である ソクラテスが人間であるならば、ソクラテスはいずれ死ぬ ゆえにソクラテスはいずれ死ぬ これ…

アントニア・ヴィヴァルディ

第9週 第5日(金) ヴェネツィアのバイオリン奏者の子として生まれたアントニア・ヴィヴァルディ(1678~1741)は、幼い頃から病弱で、1703年に聖職者の道に進んだ。 その後すく、ヴェネティアにあった女子孤児院のひとつピエタ養育院で住み込みのバイオリン教師…

メンデルの遺伝学説

第9週 第4日(木) チェコの修道士グレゴール・メンデル(1822~1884)がエンドウマメの実験を始めた19世紀半ばには、遺伝については次の2つの学説が主流だった。 一つは、両親の特徴がどちらも同じように混ぜ合わされて子供ができるという説。 もう一つは、子供…

ルネサンス美術

第9週 第3日(水) ルネサンスと呼ばれる時代は、中世の次、近代の前に当たる。 ルネサンスという言葉は、ラテン語で「再生する」という意味のレナースケレを語源とし、古代ギリシャ・ローマ文化の再生を意味している。 ルネサンス期の芸術家や知識人は、中世…

ガブリエル・ガルシア=マルケス

第9週 第2日(火) コロンビアの作家ガブリエル・ガルシア=マルケスは、おそらく他の誰よりも20世紀に世界の目をラテン・アメリカ文学へ向けさせるのに貢献した人物だろう。 かれは長編小説と短編小説で、自分の生まれ育った大陸の歴史とそこに住む人々を、現…

カール大帝

第9週 第1日(月) カール大帝は、現在のドイツにあった王国の君主で、8世紀に、かつて西ローマ帝国領だった地域の多くを初めて再統合して巨大なヨーロッパ帝国を築いた。 皇帝載冠の時点でカール大帝の帝国領は、現在のフランス、ベルギー、オランダ、スイス…

モーセ

第8週 第7日(日) モーセは、ユダヤ教の歴史の中で最も重要な聖書中の人物の一人だと広く考えられている。 モーセの物語の主要な部分は、出エジプト記で語られる。 アブラハムの息子であるヘブライ人は、飢饉のときイスラエルを離れエジプトに定住した。 ヤコ…

質料と形相

第8週 第6日(土) アリストテレスの質量と形相に関する理論は、彼の哲学思想のうち最も重要で最も影響を残したものの一つだ。 しかし、わかりにくい説であったため、正しく理解されないことも多い。 端的に言えば、この節は近代科学がまだ成立していない時代…

形式(音楽)

第8週 第5日(金) 「形式」という語は、クラシック音楽で使う場合、ある楽曲を作曲する際のガイドとなる構成-かなりの数の作品に共通する一連の特徴-を指す。 形式には主要なものがいくつかあり、それぞれの楽章や主題部の分け方が違っている。 言ってみれば…

プラシーボ効果

第8週 第4日(木) プラシーボ(偽薬)効果とは、医学的には効き目のない治療で患者にプラスの影響が出ることを言う。 病人に生理食塩水を注射したり、砂糖の錠剤を与えると、薬効はないのに気分がよくなることが多い。 とりわけ、偏頭痛や腰痛、抑うつ症状など…

パリのノートルダム大聖堂

第8週 第3日(水) ゴシック様式のノートルダム大聖堂は、パリの中心部を流れるセーヌ川の中洲シテ島の東端にある。 大聖堂が経っている場所には、かつて古代ローマのユピテル神殿があり、528年、神殿に変えてキリスト教の教会が作られた。 その後、モーリス・…

SQLで株価の分析環境をローカルに構築する

機械学習であったり、統計の勉強をしているときに必要になるのがデータ。 アイリスだったり、ボストンの住居価格などサンプルデータとしてライブラリにデフォルトで用意されてものはあるものの、身の回りに役立つものではないので、「ふーん。」という感じで…

キャッチ=22

第8週 第2日(火) ジョーゼフ・ヘラーの「キャッチ=22」(1961年)は、英語で書かれた戦争小説やブラック・コメディーの中でも最高傑作の一つであり、今では「キャッチ=22」という言い方が、「どうしようもない状況」を指す表現としてアメリカで定着している。 …

イスラム教の広がり

第8週 第1日(月) 預言者ムハンマドが632年に死ぬと、彼がメッカで開いた宗教は驚異的なスピードで中東全域に広まった。 イスラム教徒の軍勢は、自分たちの宗教を掲げながらアラビア半島、ペルシア、シリア、アルメニア、エジプト、北アフリカ、アフガニスタ…

ヨセフ

第7週 第7日(日) 聖書によると、ヨセフはヤコブの11番目の息子で、最愛の妻ラケルとのあいだにできた最初の男子だった。 ユダヤ教では、ヨセフは神を信じ、異邦人の中でユダヤ人として巧みに生きることのできた人物として広く知られている。 創成期によると…

形而上学

第7週 第6日(土) 形而上学とは実在についての最も一般的な問い(申に存在するものは何で、それはどのようなものであるのか)に関する学問だ。 「真に存在するものはなにか?」を探求するのが、形而上学の一分野である存在論だ。 形而上学は、事物の特徴と関係…

バロック

第7週 第5日(金) 「バロック」という言葉は、ポルトガル語で「歪んだ真珠」を意味する単語に由来する。 この用語は、およそ1600年から1750年まで続いたバロック時代の美術・建築・音楽を言い表すのにピッタリの表現だ。 当時はコントラストの時代だった。 美…

侵害受容:痛みを知覚すること

第7週 第4日(木) 痛みを近くすることは、専門的には侵害受容といい、人間が行きていく上で欠かせないものだ。 痛みは、この世にある様々な危険を知る単純で有効な方法だ。 痛みを感じると、反応を起こすよう信号が発せられ、それによって私達は沸騰している…

ゴシック美術

第7週 第3日(水) ゴシック時代は、12世紀、パリと園周辺であるイル・ド・フランス地方で新たな建築様式が生まれたことではじまった。 1250年までに、この様式はヨーロッパの多くの地域に広まり、彫刻と絵画の療法に影響を与えるようになっていた。 「ゴシッ…

モダニズム

第7週 第2日(火) 文学におけるモダニズム運動は、1900年から1940年までが最盛期で、作家たちは物語を語る新たな方法を探求し、客観的な現実と真実を探る最善の方法は何かという問題を改めて考えた。 19世紀後半、西洋文学は写実主義が主流だった。 この時期…

皇帝コンスタンティヌス一世~キリスト教が国に認められた時~

第7週 第1日(月) 初期キリスト教の時代、この小さな信仰集団は、巨大なローマ帝国の各地で厳しい迫害を受けていた。 イエス・キリストがエルサレムで死んで数十年後の紀元64年、皇帝ネロは首都ローマでキリスト教徒に対する初の公的な迫害を命じた。 ローマ…

ソドムとゴモラ

第6週 第7日(日) 聖書にあるソドムとゴモラの物語は、創成期の18章と19章に出てくる。 ソドムとゴモラはヨルダン川流域にあった街である。 このふたつの町の住民は罪を犯していたので、神は両町を滅ぼしてしまおうと思った。 それを知ったアブラハムは、正し…

アリストテレス

第6週 第6日(土) 「人はみな生まれながらに知ることを欲する」 -- アリストテレス「形而上学」 アリストテレス(紀元前384~前332)が哲学と西洋文化全般に与えた影響は、誇張しようのないほど大きいものだ。 ギリシャの北にあるマケドニアで生まれたアリストテ…

ルネサンス音楽

第6週 第5日(金) ルネサンス音楽は、15世紀半ばから16世紀ごろまでに作られた音楽で、この時期はマルティン・ルターらの宗教改革と、カトリックの対抗宗教改革が起こった時代に当たる。 音楽の特徴は、複数の華やかな声楽または楽器パートを、どれも比較的均…

ビザンツ美術

第6週 第3日(水) ビザンツ帝国という名は、首都の旧名ビザンティウムに由来している。 4世紀にローマ皇帝コンスタンティヌス一世が、宮廷をローマからここへ移し、コンスタンティノープルと改称した、 現在この都市はイスタンブールと呼ばれている。 ローマ…

闇の奥

第6週 第2日(火) ジョーゼフ・コンラッドの1899年の中編小説「闇の奥」は、時代のはるか先を行く作品で、多くの点で心に20世紀的な小説の走りだった。 19世紀末の写実主義的スタイルに根ざしながらも、その後に続くモダニズム時代の特徴となる諸々のテーマを…