2018年振り返り

今年も一年お疲れ様でした。

人生で今まで1年を振り返る的なことをやったことが無かったのですが、知人の影響でここ何年かの人生の目標を立てた時に振り返りって大事だと気づいたので、その一端としてここに記す。

仕事

事業

今年は、去年参画したDSPが成長した年となり、自分が関わる事業が成長していくことの楽しみを知った。

2017年の10月にDSPチームにジョインしたが、その時はリリースすることを第一の目標としていたため、ロジックも開発体制も全てボロボロで、売上も新規サービスとしては当たり前だが散々たるものだった。

立ち上げフェーズから、改善・運用フェーズとなってからは、今後の迅速な機能追加・拡張にむけてコードのリプレースを含めた技術的な負債の返却を積極的に行った。

また、日販を上げるというシンプルな目標をチームの共通認識として浸透できていて、メンバー全員が当事者意識で目的に向かった開発をすることが出来た。

詳細については勉強会で話したので、そちらを参照していただければ幸い。

www.slideshare.net

今後の自分はリーダーとしての役割を任されたので、事業を成長させることを前提として、組織としての目線やチームメンバーが活躍できるような環境づくりに注力していきたい。

その上で、事業として動画領域に関わってくることが増えると思うので、動画周りの市場調査・使用技術・今後の動向を追っていければと思う。

エンジニアリング

前の部署ではScalaをメインで使っていたが、今の部署ではGolangを使うことが増え、完全にGolangの人になってしまった。 異動した当初Golangを書く度にScalaだったらこう書けるのにと何度も思っていたのに、今ではGolangで書くことが当たり前になってしまった。(むしろ忘れてリファレンス無しでScalaをかけなくなってしまった...^^;)

Golangの技術で言えば、Go Routineを使い方・並列処理の排他処理や、SingleFlight、oauth2などGolangを用いた非同期周りから、言語にとらわれずライブラリに任せていた一般的な仕様などを改めて知ることが出来た。

これはGolangの仕様がシンプルが故にOSSのコードリーディングが容易で、Golangを学んで良かったメリットの一つだと自分自身感じている。

また、自分は学生時代に機械工学を学んでいて、今のIT関連の仕事に繋がるものは、ほとんど無いと考えていたが、PID制御という学部時代に学んだ技術を今の仕事につなげることが出来たというのも自分の中で大きな出来事だった。

まさにジョブズが言っていた「Connecting The Dots」通りに、学生時代に学んだ点と今現在仕事として取り組んでいる広告技術の点がつながった瞬間だった。

その他にも、業務を通じてfargateaws-sam-cliなどサーバーレス技術にも触れて知見を得たが、どうせ忘れてしまう&ブログとして残しておけば自分のノウハウとして活用することが可能なので、これからはもっと積極的に記録を残しておこうという、個人的な反省と今後に向けた教訓を得た。

個人

発信する習慣

ブログを書いて外部に発信する習慣をつけるために、何度かブログを書こうと決心したが続かなかった。

そこで今年の9月に「1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365」という本を見つけて、この内容を元に毎日ブログで更新してみた。

planet-meron.hatenablog.com

結果としては、9/10~11/17まで68日間毎日ブログを更新することが出来た。

その後もこうやってブログを公開出来ているからアウトプットということを意識した生活を送れるようになってきた。

アウトプットをする習慣ができると普段の生活の中で、これは発信できそうかも?と新しい学びに対して貪欲なれる。

また、発信できていない期間が長くなると、個人としての活動や新しい技術・知識をインプット出来ていないことを意味するので、自分の成長をはかるためのバロメータにもなる。

2018年後半に良い習慣を身につけることができた。

統計・データ分析

2018年に個人的に一番大きく変わった部分で言えば、広告業界という分野で戦っていたため、統計であったりデータ分析に関して積極的に調べて、興味関心を持つことが出来た。

統計的な有意とは何か、検定に関する理解から始まり、学部時代に全く理解することが出来なかった確率・統計に関する勉強を進め、一つのゴールとしていた統計検定の2級を取得した。

www.slideshare.net

www.toukei-kentei.jp

今後、対外的に自分のブランドを高めていくにあたって、闇雲に技術発信をするよりも、誰もが一目置くような肩書を持っていることが必要かなと感じている。

今後の個人的な目標としてもデータサイエンスで事業を成長に導くことを目標としたいので、統計検定1級取得で学問としての素養を身につけつつ、Kaggleで世界的で実用的なノウハウを身につけようと考えている。

まとめ

仕事では、前部署などで学んだことを活かし、事業成長とその楽しさを経験した。 自分を含めもっと多くの人にそういう経験を積んでもらうためにも、事業を成長させ、みんながハッピーになれるような環境づくりに邁進したい。

個人としては、統計などデータ分析に非常に興味を持つことが出来た一年だった。 そして、対外的に活動していくための一歩として、データサイエンティストとして一人前になることを2019年の目標としたいと思う。

以上、みなさん良いお年を。