形而上学
第7週 第6日(土)
形而上学とは実在についての最も一般的な問い(申に存在するものは何で、それはどのようなものであるのか)に関する学問だ。
「真に存在するものはなにか?」を探求するのが、形而上学の一分野である存在論だ。
形而上学は、事物の特徴と関係についての問も考える。
例えば、「数が存在するとしたら、その数は時間と空間の中に存在するのか?」「数は偶発的に存在するのか?」と問う。
多くの哲学者は、形而上学の考え方の内、ある一つを共通認識として認めている。
それは、事物は実体と属性の2つに大きく分けられるとする考え方だ。
実体とは、普通の意味でいう物体のことで、属性とはそうした実体のあり方のことである。
例えば、シャツは実体だが、シャツの色はシャツの属性である。
形而上学の問の多くは、実体と属性という概念から生じている。
形而上学ってそのもの自体がなにかの役に立つわけではないと思うが、思考パズルみたいな形で頭を柔らかくすることには有効かも。
だからといって、あえて今からやってみようとは思わないけども。。。