2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

パリのノートルダム大聖堂

第8週 第3日(水) ゴシック様式のノートルダム大聖堂は、パリの中心部を流れるセーヌ川の中洲シテ島の東端にある。 大聖堂が経っている場所には、かつて古代ローマのユピテル神殿があり、528年、神殿に変えてキリスト教の教会が作られた。 その後、モーリス・…

SQLで株価の分析環境をローカルに構築する

機械学習であったり、統計の勉強をしているときに必要になるのがデータ。 アイリスだったり、ボストンの住居価格などサンプルデータとしてライブラリにデフォルトで用意されてものはあるものの、身の回りに役立つものではないので、「ふーん。」という感じで…

キャッチ=22

第8週 第2日(火) ジョーゼフ・ヘラーの「キャッチ=22」(1961年)は、英語で書かれた戦争小説やブラック・コメディーの中でも最高傑作の一つであり、今では「キャッチ=22」という言い方が、「どうしようもない状況」を指す表現としてアメリカで定着している。 …

イスラム教の広がり

第8週 第1日(月) 預言者ムハンマドが632年に死ぬと、彼がメッカで開いた宗教は驚異的なスピードで中東全域に広まった。 イスラム教徒の軍勢は、自分たちの宗教を掲げながらアラビア半島、ペルシア、シリア、アルメニア、エジプト、北アフリカ、アフガニスタ…

ヨセフ

第7週 第7日(日) 聖書によると、ヨセフはヤコブの11番目の息子で、最愛の妻ラケルとのあいだにできた最初の男子だった。 ユダヤ教では、ヨセフは神を信じ、異邦人の中でユダヤ人として巧みに生きることのできた人物として広く知られている。 創成期によると…

形而上学

第7週 第6日(土) 形而上学とは実在についての最も一般的な問い(申に存在するものは何で、それはどのようなものであるのか)に関する学問だ。 「真に存在するものはなにか?」を探求するのが、形而上学の一分野である存在論だ。 形而上学は、事物の特徴と関係…

バロック

第7週 第5日(金) 「バロック」という言葉は、ポルトガル語で「歪んだ真珠」を意味する単語に由来する。 この用語は、およそ1600年から1750年まで続いたバロック時代の美術・建築・音楽を言い表すのにピッタリの表現だ。 当時はコントラストの時代だった。 美…

侵害受容:痛みを知覚すること

第7週 第4日(木) 痛みを近くすることは、専門的には侵害受容といい、人間が行きていく上で欠かせないものだ。 痛みは、この世にある様々な危険を知る単純で有効な方法だ。 痛みを感じると、反応を起こすよう信号が発せられ、それによって私達は沸騰している…

ゴシック美術

第7週 第3日(水) ゴシック時代は、12世紀、パリと園周辺であるイル・ド・フランス地方で新たな建築様式が生まれたことではじまった。 1250年までに、この様式はヨーロッパの多くの地域に広まり、彫刻と絵画の療法に影響を与えるようになっていた。 「ゴシッ…

モダニズム

第7週 第2日(火) 文学におけるモダニズム運動は、1900年から1940年までが最盛期で、作家たちは物語を語る新たな方法を探求し、客観的な現実と真実を探る最善の方法は何かという問題を改めて考えた。 19世紀後半、西洋文学は写実主義が主流だった。 この時期…

皇帝コンスタンティヌス一世~キリスト教が国に認められた時~

第7週 第1日(月) 初期キリスト教の時代、この小さな信仰集団は、巨大なローマ帝国の各地で厳しい迫害を受けていた。 イエス・キリストがエルサレムで死んで数十年後の紀元64年、皇帝ネロは首都ローマでキリスト教徒に対する初の公的な迫害を命じた。 ローマ…

ソドムとゴモラ

第6週 第7日(日) 聖書にあるソドムとゴモラの物語は、創成期の18章と19章に出てくる。 ソドムとゴモラはヨルダン川流域にあった街である。 このふたつの町の住民は罪を犯していたので、神は両町を滅ぼしてしまおうと思った。 それを知ったアブラハムは、正し…

アリストテレス

第6週 第6日(土) 「人はみな生まれながらに知ることを欲する」 -- アリストテレス「形而上学」 アリストテレス(紀元前384~前332)が哲学と西洋文化全般に与えた影響は、誇張しようのないほど大きいものだ。 ギリシャの北にあるマケドニアで生まれたアリストテ…

ルネサンス音楽

第6週 第5日(金) ルネサンス音楽は、15世紀半ばから16世紀ごろまでに作られた音楽で、この時期はマルティン・ルターらの宗教改革と、カトリックの対抗宗教改革が起こった時代に当たる。 音楽の特徴は、複数の華やかな声楽または楽器パートを、どれも比較的均…

ビザンツ美術

第6週 第3日(水) ビザンツ帝国という名は、首都の旧名ビザンティウムに由来している。 4世紀にローマ皇帝コンスタンティヌス一世が、宮廷をローマからここへ移し、コンスタンティノープルと改称した、 現在この都市はイスタンブールと呼ばれている。 ローマ…

闇の奥

第6週 第2日(火) ジョーゼフ・コンラッドの1899年の中編小説「闇の奥」は、時代のはるか先を行く作品で、多くの点で心に20世紀的な小説の走りだった。 19世紀末の写実主義的スタイルに根ざしながらも、その後に続くモダニズム時代の特徴となる諸々のテーマを…

初めて株を買った。損した。

2018/10/16 前々から業界・市場のことを知っておきたいっていうことや、知り合いから株をやったほうがいいよとの話を聞いていたので、株に関する情報収集をしていた。 そして、ネットで評判の良い「株式投資の学校」という本と2018年度版 秋の四季報買って一…

ロゼッタストーン

第6週 第1日(月) 1799年、ナポレオンが率いるフランス軍の兵士が、エジプトのアレクサンドリア近郊で砂に埋れた不思議な黒い石を発見した。 その石には、三種類の古代文字が刻まれていた。 最初に刻まれていたのはギリシャ文字だ。 その内容から学者たちは、…

サラ

第5週 第7日(日) サラは、アブラハムの妻で、ユダヤ民族の祖であう。 サラは大変美しい女性だったので、飢饉が起きて皿とアブラハムがエジプトに逃れた時アブラハムは、その美しさ油自分たちに危害が及ぶのではないかと恐れた。 ファラオが自分を殺して皿を…

プラトンの洞窟の比喩

第5週 第6日(土) 「人間は、地下にある洞窟のような場所に住んでいると考えればいい。 その洞窟は、入り口の奥行きが長く、そこから光が洞窟の幅いっぱいに置くまで差し込んでいる。 そこに住む人々は子供の頃から足と首を縛られて固定されており、縛られて…

楽器と楽団

第5週 第5日(金) 西洋の芸術音楽、つまりクラシック音楽の多くを特徴づけるのは、音楽の数ある技術的側面よりも、特定の楽器の組み合わせから生まれる音である。 人間の声を覗いて、楽器には5つの種類がある。 弦楽器、管楽器、打楽器、鍵盤楽器、そして20世…

ブラックホール

第5週 第4日(木) ブラックホールは巨大な星が死ぬ時に生まれることがある。 最後を迎えた星は、内部に向かって崩壊して、だんだん小さくなっていき密度が大きくなっていく。 こうして収縮していき、ついには半径ゼロで密度の無限大の点になる。 この点を特異…

ハギア・ソフィア

第5週 第3日(水) ハギア・ソフィアは、コンスタンティノープル(現イスタンブール)でピザンツ帝国皇帝ユスティニアヌス一世の直々の命令により、キリスト教の大聖堂として建設された建物である。 ハギア・ソフィアを建築したのは、建築家ではなく数学者であっ…

ホメロス

第5週 第2日(火) ホメロスの「イリアス」と「オデュッセイア」で語られる物語の影響は今も残っている。 コンピュータのマルウェアの「トロイの木馬」や、アメリカの漫画「X-MEN」の登場人物サイクロップスから、弱点を意味するアキレス腱、誘惑を意味するセ…

ユリウス・カエサル

第5週 第1日(月) ユリウス・カエサル(紀元前100~前44)は、全1世紀に現在のフランス、ベルギーおよびドイツ西部を征服して頭角を表したローマの将軍である。 カエサルの高まる人気に、ポンペイウスを中心とするローマ元老院は脅威を感じ、カエサルに軍隊を解…

アブラハム・イサク・ヤコブ

第4週 第7日(日) アブラハムは、一神教の開祖と考えられている人物だ。 その息子イサク(サラとの子)とイシュマエル(ハガルとの子)およびその子孫は、前者がユダヤ教、後者がイスラム教を開いたとされている。 聖書の創世記によると、アブラハムは若い頃~当時…

イデア

第4週 第6日(土) この世にある美しいものを全て思い浮かべてみよう。 共通点はあるのだろうか??それらがどれも美しいのはなぜだろう?? プラトンによると、美のイデアというものがあり、美しいものはどれも、この美のイデアと何らかの関係があるというの…

中世/初期教会音楽

第4週 第5日(金) 譜面に書かれた音楽として現在知られている最古のものは、中世(400年代~1400年代)に作られた楽曲である。 単旋聖歌(別名:グレゴリオ聖歌)という、口で旋律を歌う形式のもので、カトリックのミサで修道士によって用いられた。 ミサとは、キリ…

温室効果

第4週 第4日(木) 「温室効果」という言葉は、2つの異なる科学現象を指すのに使われる。 一つは、大気中に含まれる水蒸気、二酸化炭素、メタンなどの気体が、熱を宇宙空間へと逃がすことを防ぐ、自然な作用である。 このメカニズムによって、地表付近の平均…

ミロのヴィーナス

第4週 第3日(水) 史上最も有名な彫刻のひとつ「ミロのヴィーナス」は1820年にギリシャのメロス島(別名ミロ島)で地元の農民が発見したことから、その名がついた。 発見後はトルコの役人に没収された後、フランスの海軍将校に売却された。 1821年に国王ルイ1…