佰食屋にいってきた話
佰食屋とは
佰食屋というお店をご存知でしょうか??
「売上を、減らそう。」というタイトルの本を読んだのが佰食屋を知ったきっかけ
売上を、減らそう。たどりついたのは業績至上主義からの解放(ライツ社)
- 作者:中村朱美(佰食屋)
- 発売日: 2019/06/14
- メディア: 単行本
佰食屋は新しい働き方を提唱するお店で、自分はその考え方に非常に感銘を受けた
その特徴としては、
- 1日100食限定のごはん屋さんなので、仕事を頑張った見返りとして、早く帰ってプライベートの時間を大事にできる
- 新しい提案をしたり、売上を伸ばすための意見を述べたりと俗に言われる優秀なスタッフではなく、目の前のことを実直にこなせるスタッフが重宝される
現代社会では、やろうと思えば仕事はいくらでもあり、売上を伸ばすために詰め込めるだけ詰め込んで、疲弊していく働き方が多いように感じる
そして、それが一般的になりつつあり、ブラック企業だの働き改革など叫ばれ始めて久しくない
そんな現代社会で、プライベートの時間を大事にするために、頑張った見返りとしてプライベートな時間を増やそうと始めたのが佰食屋
最低限の暮らしができるだけの稼ぎがあれば、それ以上は求めない新しい価値観の働き方を提唱している会社
自分もそんな考え方に賛同して、今後の働き方として増えていくと良いなと思ったので、実際に佰食屋のお店にいってきた
佰食屋
佰食屋は全部で4店舗あり、どのお店も京都に構えている
本店は西院にあるステーキ丼のお店
開店自体は11時だが、9時半から整理券の配布を行い、11~15時の間で好きな時間を予約する
また1人で4名分までの予約が可能となっている
整理券をもらうと並ぶ必要がないので、来店までの時間は京都を観光することが可能
当日9時20分頃にお店の前に行くと、日曜だったということもありすでに20人程度の行列が。
ただ問題なく整理券をもらい予約完了
このお店に来る為だけに京都にきた! pic.twitter.com/hd5kPQCNj5
— 石破氏 (@b0941015) 2020年3月22日
予約時間の10分前に来店すべしと書いてあるので、10時50分にお店へ
席につくと老若男女のスタッフさんが働いていて、本の通りだった
ハンバーグが限定20食ということもあり、今回はステーキ丼だけでなく、単品ハンバーグも購入
100食売り切るためには商品としての魅力が大事との内容も書かれていたが、ステーキ丼もハンバーグも文句ないぐらい美味しかった
接客に関してはマニュアル通りの声かけ、各テーブルに食べ方等の説明書きもあり、誰でもお店を回せるための仕組づくりがしっかりされていた
なので、本の中にあったとおり、誰からも愛されるような優秀な人で店を作ると言うよりは、基本マニュアルで仕組みでお店が回っている感じ
佰食屋の今後を考える
お店のキモはターゲットと商品の魅力
ランチで¥1000を超えるということもあり、毎日食べるものというよりは、日常のちょっと贅沢をしようというシチュエーションに合うかと
なので、地元の人もいるだろうが観光客がメインになると思われる
観光客が対象になると対外的な知名度が大事になってきそう
コロナの影響で観光客は減ってきて、大変な部分もあるけど、今後もぜひぜひ頑張ってほしいと思ったまる