ハーレム・ルネサンス

第3週 第2日(火)

ハーレム・ルネサンスとは1920年代から1930年代初頭にかけて、ニューヨーク市のハーレム地区で花開いたアフリカ系アメリカ人の文学・芸術運動のことで、当初ニュー・ネグロ・ムーブメント呼ばれていた。

ハーレム・ルネサンスの基礎の多くを築いたのはアフリカ系アメリカ人歴史学者・社会理論化W・E・B・デュボイスである。

デュボイスは、従来とは違う黒人の文化意識と誇りを訴え、これに刺激されて、若い世代の作家や芸術家たちはアフリカ系アメリカ人としての独自の声を生み出していった。

ただ、1930年代に入ると、大恐慌がニューヨークの黒人コミュニティに大打撃を与え、ハーレム・ルネサンスは下火になった。

それでも、この時期に開拓された新たなスタイルとテーマは生き残り、新世代のアフリカ系アメリカ人の小説家・詩人・劇作家が活躍する道を開いた。


黒人が差別されていた歴史的背景があったが、それを打ち破る活動の一つだというものだということを初めて知った。

どんな立場の人もそれぞれ持っているもの・文化があって、それを広めることができるきっかけさえあれば面白いものがどんどん出てくるのかなって感じた。

同じ立場で活躍してく人がどんどん出てくれば、周りもそれに続いていくのかなと。