パルテノン神殿
第3週 第3日(水)
パルテノン神殿は、有名な政治家ペリクレスの名により、ペルシア軍に対するギリシャ軍の勝利を記念するため紀元前447年から前432年に建設された。
アテネのアクロポリスにあった旧神殿跡に建てられ、アテネの守護神アテネ・パルテノスが祭られていた。
現存するギリシャの神殿の内、保存状態が最も良いものの一つである。
古代ギリシャの神殿は、たいてい長方形で、四方の階段から中に入ることができた。
神殿を建設する際、建築様式としてドーリア式、イオニア式、コリント式の3つのうちの一つに従うことが多かったが、パルテノン神殿はドーリア式とイオニア式という2つの要素を組み合わせているのが特徴だ。
また、視覚補正と言って、形をわずかに歪めることで建物の見え方を美しくする技も用いられている。
例えば、円柱は下へ行くほど太くなっていて、そうすることで下から見上げると実際よりも高く見えるように作られている。
パルテノン神殿自体名前は知っているが、それがなぜ作れらたかなどは初めて知った。
また、昔の人も目の錯覚などを利用して建物をより綺麗に美しく見えるように建築していたことがよく分かった。
やはり美しいものにはそれなりの理由があるし、そこに至るまでに色々な経験も合ったのだと伺える。