音楽の基礎

第1週 第5日(金)

音楽とは、模倣や楽譜によって再現できる、組織化された音である。

音楽と雑音は全くの別物で、雑音から出る音波は複雑で、一つ一つを識別可能な音として聞き取ることができない。

音を分析する基本的な要素として、音高(ピッチ), 音階(スケール), 調(キー)がある。

音高(ピッチ)...耳に聞こえる音の高低で、音の周波数で表される。西洋音楽では音高がド, ド#, ..., シの12ある。

音階(スケール)...音高を高さの順に階段状に並べたもので、しばしば旋律の基盤になる。西洋音楽では、様々な長音階短音階を使い、長音階では「明るい, 楽しい, ポジティブ」といった印象を受け、短音階は「暗い, 悲しい, ネガティブ」と一般に表現される。

調(キー)...長音階短音階の一つをもとにして並べたもので、旋律の支える流れになる。調の中心音である主音は、特定の調で書かれた楽曲の最初と最後の音であることが多い。


昔ギターをやっていた時に曲を作るにはどうしたら良いのか疑問に思った時期があった。

音大の友達にどうやって曲を作るの?音楽ってどうやって勉強したらいいのと聞いたら「楽典」という音楽の教科書なるものを教えてもらった。

当時早速本屋に行って楽典を買ったが、なんのこっちゃって内容が全く頭に入ってこなかった覚えがある笑

最初はシンプルに全体像を述べた上で、徐々に深掘りしてくような入門書と専門用語を調べるための教科書という2段構え的な学びをすればよかったなと今は感じている。

今なら音楽について少しわかる気がするので、またギターを再開しようかなと思った今日このごろ。