太陽系
第3週 第4日(木)
誰もがかつて小学校で、太陽系は太陽と9つの惑星と、それぞれの惑星を回る構成されると教わっただろう。
だが、話はそれほど簡単ではない
そもそも、惑星がいくつあるのか、誰にも実際のところはわからない。
惑星の明確な科学的な定義が無いからだ。
水星、金星、地球、火星の4つの地球型惑星と、木星、土星、天王星、海王星の4つの巨大ガス惑星は、確かに惑星だという点で全員の意見が一致しているが、非常に冷たい冥王星が、激しい議論の的になっていた。
その結果、2006年に天文学者たちによって冥王星は「準惑星」に分類変更された。
温度が低く、他の惑星から離れていて、公転軌道がゆがんでいることから、科学者の多くは冥王星を、太陽系の外縁部で氷の小天体がたくさん集まっている領域カイパーベルトんい属する彗星だろうと考えている。
凍った岩の塊で、正式なカリフ号を2003 UB313といい、通称「ジーナ」(Xena)と呼ばれた。(2006年に2003 UB313エリスと命名された)
2003 UB313は冥王星より大きく、多くの科学者たちは、冥王星を惑星と呼ぶなら、この天体も惑星にしないとおかしいと考えた。
水金地火木土天海冥と覚えた惑星
いつだったか冥王星が惑星から外された話は聞いていたが、その理由がここにあった
エリスを惑星と呼ぶか、冥王星を惑星から外すか議論の末、冥王星が外されたのね
そもそも惑星に定義がないのもびっくり
彗星の定義はあるってことだよね?
新しい星が見つかると天文学はどんどん更新されていく
そんなことを知った