Re:view使ってみる
はじめに
技術書を書く選択肢はいくつもあるみたいだが先日の技術書典勉強会でRe:Viewというツールを教えてもらったので早速使ってみる
Re:Viewは独自のマークダウンとして書いたものをページ番号や目次など書籍として必要なものを成形した状態で、電子書籍やPDFとして出力が可能!
また、マークダウンとして書くことができるので複数人でバージョン管理をしながら本を書くこともできる
インストール
インストールの仕方は公式ドキュメントに則って実行するべし。
# re:viewのインストール $ gem install review # プロジェクトの作成 $ review-init hello $ cd hello $ tree . % tree . (git)-[master] . ├── Gemfile ├── Rakefile ├── audio_wave_communication.re ├── book.epub ├── catalog.yml ├── config.yml ├── doc │ ├── catalog.ja.md │ ├── catalog.md │ ├── customize_epub.ja.md ・ ・ ・
PDFを出力するためにはTex Live環境をインストールする必要がある模様。 数式をバリバリ使いたいので、こちらもインストール
こちらよりinstall-tl-unx.tar.gzをダウンロードし、sudo権限で実行
$ sudo ~/Downloads/install-tl-20190818/install-tl
ネットが不安定で失敗したので、repositoryを指定して再度実行
$ sudo ~/Downloads/install-tl-20190818/install-tl --repository http://ftp.jaist.ac.jp/pub/CTAN/systems/texlive/tlnet/
ひたすら待つ... 2時間ぐらい待った
あとはインストールしたコマンドにパスを通す
# zshの場合 echo "PATH=/usr/local/texlive/2019/bin/x86_64-darwin:$PATH" >> ~/.zshrc # PATHの反映 source ~/.zshrc
公式ドキュメントのパスは2018年になってるのでそのままコピペしても動かないので注意
これで無事pdf出力のコマンドが使えるようになりました!
# pdf出力 $ rake pdf # エラーが出なくなる!
書き方
基本的な文法についてはこちらを参照
さいごに
これで本を書くための環境が揃った! あとはアイデアを形にしていくだけ