アルファベット
第1週 第1日(月)
アルファベットの起源は紀元前2000年。
古代エジプトのファラオたちが、戦争で勝利して獲得した奴隷たちに文書で命令することができなかった。 それは奴隷たちがエジプトの文字ヒエログリフが読めなかったからである。
なぜ読めなかったかというと、日本の漢字のように一字一字が一つの意味を持ち、 その文字が何千個も存在して覚えるのに何年もかかったからである。
そこで、一つの文字が音を表すヒログリフの簡略版が生まれ、これがアルファベットの起源となった。
日本にも漢字とひらがなのように一つの字が意味を持つ文字と音だけを表す文字が存在する。
つまりひらがなが生まれたのは士農工商のように日本にも階級制度があり、
下の階級の人と文字でコミュニケーションをするためのものであったと推察される。
技術だったり何かを普及させるには、誰でも理解できるようなシンプルなものから作るのが大事。
そんなことを考えさせられた。
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