ルネサンス美術
第9週 第3日(水)
ルネサンスと呼ばれる時代は、中世の次、近代の前に当たる。
ルネサンスという言葉は、ラテン語で「再生する」という意味のレナースケレを語源とし、古代ギリシャ・ローマ文化の再生を意味している。
ルネサンス期の芸術家や知識人は、中世の思想を意識的に排除し、古典時代の模範にインスピレーションを求めた。
ルネサンスの紀元は、14世紀初頭にまでさかのぼることができる。
この時期にイタリアの詩人フランチェスコ・ペトラルカが、個人主義と人間の業績に重きを置く哲学を築いた。
これは、それまでもっぱら神の力に飲み関心を寄せていた中世社会からの転換を意味していた。
視覚芸術に関して言えば、ルネサンスは15世紀初頭にフィレンツェで始まった。
このころから、彫刻家や建築家は作品の規範を古典近代に求めるようになった。
同じ時期に画家たちは、二次元の平面に奥行きと立体感を表現する一点透視図法を考案した。
盛期ルネサンスは、ふつう1495年から1527年までとされ、この時期にはレオナルド・ダヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロ、ティツィアーノなど、ヨーロッパ文明を代表する巨匠を排出した。
髭男爵の乾杯のあいさつ「るねっさ〜〜〜〜んす」でお馴染みのルネサンス
再生するという意味であったり、このタイミングでダ・ヴィンチやミケランジェロなど有名な人が生まれたというのを改めて知った
歴史的に名を残す人が生まれるのが偏るのは、いい影響を及ぼし合っているからなのだろうか、たまたまなのか、なんか気になる