形式(音楽)

第8週 第5日(金)

「形式」という語は、クラシック音楽で使う場合、ある楽曲を作曲する際のガイドとなる構成-かなりの数の作品に共通する一連の特徴-を指す。

形式には主要なものがいくつかあり、それぞれの楽章や主題部の分け方が違っている。

言ってみれば形式は、一つ一つの楽曲の設計図のようなものである。

二部形式(A-B):楽曲の第一部(A)は主張で始まり、やがて転調して属調(完全5度上の調)か平行長調(ある短調と調号が同じ長調)になる。続く第二部(B)は、属調化平行長調で始まり、やがて転調して主調に戻る。

三部形式(A-B-A):Aは主調で、Bは属調または平行長調であり、その後でAが繰り返される。

ソナタ形式:複合二部形式と呼ばれる三部構成の形式。第一部は提示部といって、主調を決め、第一主題と、大抵それと対象的な第二主題を提示し、主調から転調して緊張感を作り出す。第三部である再現部で最初の主題に戻り、最初と同じ調で終わる

ロンド形式:これは三部形式の一種で、異なる主題をアルファベットで表すと、A-B-A-C-A-D-Aという形式を取る。

主題と変奏:作曲家は、まず旋律を提示すると、その旋律を、装飾をつけたり、和声を変えたり、音の組み合わせ方を変えたり、長調から短調に変えたりなど様々な技法で変形させる。


音楽の形式の意味を言葉で説明されるとなんだかよくわからない...^^;

自分に馴染みのある言葉だとAメロ, Bメロ, サビみたいな感じで歌が作られるみたいなことかな

これを知っていると音楽をどうやって作るかが楽になるのかな。