ソクラテス
第2週 第6日(土)
ソクラテス(紀元前470~前399)は、西洋哲学の創始者だと広く考えられているが、著作は何も書き残していない。
ゆえに、ソクラテスについては、他の人々が書いたことから間接的に知ることしかできない。
ソクラテスは、自分には知っているものは何もなく、もし自分が他の人より賢いとすれば、それは自分の無知を自覚していると語った。
我々が現在ソクラテスについて知っている大半のことは、一番弟子だったプラトンの著作に基づいている。
ソクラテスは、相手が知っていると主張する事柄を実は全く知らないことを対話を通して全く知らないということを証明した。
これらの教えによって、ソクラテスはアテネの若者を惑わせたとして裁判にかけられた。
無実を訴えたが有罪と宣告され、毒人参を飲まされて処刑された。
ソクラテス関連でいうと「嫌われる勇気」という本のあとがきのエピソードが非常に好き。
「私をあなたのプラトンにしてください」
この言葉は上記のエピソードの通り、自分が尊敬する人の教え、考えをなにかに書き記し、世に広めたいという意味で、自分もいつか言ってみたいセリフ。
あなたの周りにソクラテスにあたる人物はいるだろうか
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