ハンムラビ法典

第2週 第1日(月)

ハンムラビは、現在のイラクにあった古代文明バビロニアの王である。

なぜハンムラビが有名であるかというと、史上初めて法律を制定した人物であるからである。

ハンムラビは現存する史上最古級の成分法を発布し、国民が守るべき規則と、法を破ったものが受ける罰を明確にした。

この時代の殆どの社会では、独裁的な支配者が好き勝手支配していたため、法律を人に適用されるという発想自体が前代未聞のものであった。


現在当たり前のものとして享受している法律。

ハンムラビ法典という名前は聞いたことあったが、これがその起源となるものであると初めて知った。

たしかにアニメや映画などの古い時代の王様は気分で人を裁くか否かを判定しているイメージがあるが、それだけでは国をうまく収められない or 王様が判断するのがめんどくさい等の理由があったのだろう。

規則を当てはめることによって、考える手間をなくす。 これもある状態が収束すべき一つの形であろう。